Interview
花園開幕直前インタビュー
――花園の組み合わせ結果を見て、どのように感じましたか?
今年はチャンスだと考えています。過去の戦績を見てもベスト16で当たる京都成章とは相性がいいので、プラスに捉えている部分はあります。油断できない相手ですが、勝てる準備はしています。
――流経大柏の良いところ、チームの雰囲気はどのように感じますか?
全員がいい意味で特徴的です。仲が良くて学年の壁もあまりなく、チーム全体が明るい雰囲気なのがとても良いところだと思います。京都成章に対する対策がまだ足りなかったことへの実感だけでなく、全国という大舞台で自分たちは全力で戦おうという向上心、日本一を取りたいという思いが強く「早く試合がしたい」という雰囲気です。
――自分がチームから求められているのはどんなことだと思いますか?
キャプテンがそんなに喋るキャラクターではないので、チームに良くないムードが漂っているときに体を張ってチームを勇気づけるプレーはもちろん、チームを鼓舞するような声を出すことが求められていると思います。
高校ラグビーは最後なので、全てを懸けていて気合が入っています。もう1回骨折れたら手術すればいいだけなので。笑
――花園に向けた意気込みをお願いします。
1、2年生で出場した花園はベスト8の壁も越えられなかったので、高校最後の年は日本一を目標にし、花園ではしっかり一戦一戦勝ち上がっていきたいと思います。
Message
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支えてくれる方々からのメッセージ
チームメイト・中川功己さん
勝利を信じ、共に進もう、誇りを胸に
天はいつも笑顔で、優しくみんなに接してくれています。練習では誰よりも声を張り、チームの雰囲気を変え、バイスキャプテンとして責任を持ってチームをまとめています。私生活では面白い一面やふざけた事もありメリハリがある人です。
天と初めて会ったのは1年の入寮日。一際体が大きく上手いオーラを自分には感じました。天は1年の時からリーダーシップを発揮し、いつもチームの事を考え行動していました。2年の時には3年生がいる中でバイスキャプテンに選ばれ、チームに貢献していました。
天との思い出は1年の花園です。チームメイトのアディナンと自分と天であの第一グラウンドでプレー出来たことは今でも忘れません。本当に良い経験でした。また天とは3年間同じカテゴリーで練習し、日々お互い指摘し合い、切磋琢磨し成長してきました。
天と一緒にラグビー出来るのもこの大会が最後です。この3年間辛いこと、きついこと、沢山の壁を越えてきました。その集大成として全てを花園で出せるように頑張ります。天の力強いキャリーや激しいタックルにぜひ注目してください。
〜勝利を信じ 共に進もう 誇りを胸に〜
チームメイト・豊田晃清さん
チームに欠かせない熱い存在
天は誰よりもチームに対して熱い思いを持っている人間だと思います。
チームの雰囲気を常に考えて声をかけてくれる。その熱い思いはプレー面でも表れます。フィジカルバトルで負けないことや、しんどい時間帯で彼がラインブレイクを起こしてくれる。チームに欠かせない存在だと感じます。
一年の頃は自分の事で精一杯な感じがありましたが、バイスキャプテンとして、プレーや一つ一つの行動に責任がともなって頼もしいリーダーに成長したと思います。
花園でも、彼らしいハードなDF、アタックでのラインブレイクを期待したいと思います。